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いまの自分がいる理由

出会いのすべてが末永く良好な関係を約束されている訳ではなく、なんらかの障害や、性格の不一致などによって別れが訪れることもあるでしょう。
前者の場合は、別れることになった恋人に対して悪い感情を抱くことはあまりないかもしれませんが、後者の場合、その恋自体を忘れてしまいたいと思う人も少なくないのではないでしょうか。

新しい出会いがあり、交際が始まると、「これを機に、過去の恋のことはきれいに忘れてしまおう」と思う人もいるでしょう。
ですが、人の心というものは、そうそう都合よくできてはいません。
ゴミの日に不要なものを出してしまうように、「過去の恋」にまつわるすべてを捨ててしまうことができるならいいのですが、なにかのはずみに思い出してしまう、出てきてしまう、それが人の心なのだということを覚えておいてください。

しかし、忘れられないことは決して悪いことばかりではありません。
近頃は、スマートフォン用のアプリを介して新しい恋を見つける人が増えているようですが、そうしたアプリ内での駆け引きにも過去の恋は貢献しているのだということを知っておくと良いでしょう。
もちろん、駆け引きだけでなく、コミュニケーションをとる際にも、過去の恋での経験は活かされているのです。

ですから、過去の恋があるからこそ、いまの恋する自分があるのだと言うことができるかもしれません。
恋愛の経験に限らず、重ねてきた経験はどれも「ムダ」になるものはなく、将来、必ずあなたのためになるのですべてを忘れてしまうべきではないのでしょう。

不愉快な経験や、悲しい経験は忘れてしまいたいと思う人が多いかもしれませんが、そうした感情を経験したからこそ、いまの恋人に対して、優しくあろう、楽しい時間を過ごせるようにあろうと思えるのだとしたら、やはり過去の恋のすべてを忘れてしまうことは得策ではないと言うことができるのではないでしょうか。
いまの自分があるのは、すべて、過去の自分あってのことなのです。